運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
103件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2019-06-06 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号

二〇〇九年八月六日、被爆者代表麻生太郎首相が調印した原爆症認定集団訴訟終結に関する基本方針に係る確認書四項では、今後、訴訟の場で争う必要のないよう解決を図るとされております。日本被団協は、二〇一二年一月二十五日付け原爆症認定制度のあり方に関する日本被団協の提言で抜本的な解決策を提起していますが、残念ながら、その実現の道筋は付いておりません。

福島みずほ

2019-06-06 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号

この放射線白内障原爆症認定に当たりましては、新しい審査方針において、早発性か遅発性かにはかかわらず、放射線起因性について、被爆地点爆心地より一・五キロメートルである者を積極的に判定しますとともに、要医療性につきましては、矯正視力や手術など現に医療を要する状態に該当するかどうかということを個別に判定してございまして認定を行っているところで、遅発性白内障であることをもって認定を行わないということではございません

宇都宮啓

2019-01-29 第198回国会 参議院 本会議 第2号

とりわけ昨年三月の東京高等裁判所では、国が原爆放射線以外の原因によると主張する疾病であっても、原爆放射線によってその疾病が促進されると認められる場合には、特段の事情がない限り、放射線起因性を肯定することが相当であるとした画期的な判決が言い渡され、国が定めた原爆症認定基準の不当さ、運用の不適切さを強く批判しています。  高齢かつ重い病気原告をこれ以上裁判で苦しませることは人道上許されない行為です。

森本真治

2018-11-14 第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号

根本国務大臣 委員お話のように、被団協などから平成三十年三月に、新しい審査方針の改定を求める、一連の高裁判決を踏まえた原爆症認定基準に関する当面の要求が示されているということは承知しております。  まず、原爆症認定ですが、行政における原爆症認定には申請者の間での公平な判断が求められる一方で、裁判では訴訟当事者事情に基づいた個別の判断が行われるという考え方の違いがあるんだろうと思います。

根本匠

2018-11-14 第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号

根本国務大臣 基本的なことからお話をしたいと思いますが、この原爆症認定については、先生お話があったように、二〇〇九年に日本原水爆被爆者団体協議会との間で交わされた確認書を踏まえて、幅広い分野専門家被団協方々に御参画いただき、認定制度在り方に関する検討会を開催いたしました。

根本匠

2016-03-23 第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号

塩崎国務大臣 平成二十五年十二月の原爆症認定制度基準見直しは、先ほど申し上げたとおり、幅広い分野専門家あるいは被団協代表方々にも御参画をいただいて、原爆症認定制度在り方に関する検討会において、三年間、二十六回にわたって議論をしていただいた上で結論をいただいた、こういうことで、大変重たいものだと理解をしております。  

塩崎恭久

2016-03-23 第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号

○堀内(照)委員 ところが、この後も裁判所判断基準を無視した原爆症認定却下が相次いで、今、ノーモア・ヒバクシャ訴訟というのが闘われております。  提訴者が百二十人、現在の原告は七十四人で、地裁判決での原告勝訴は、自庁取り消しの二十二人を含む四十七人、八九・六%の勝訴率です。その多くが判決として確定をしております。  二〇一三年末に、国は、原爆症認定基準を新しい基準見直しました。

堀内照文

2014-05-13 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号

原告原爆症認定申請却下した処分を取り消すことを命じたものであります。  この二人の原告は、昨年十二月の新しい審査方針積極認定に関する基準には該当しない。つまり、今回の判決もまた新しい認定基準認定審査方針が極めて不十分であることを示したものだと思います。二人の原告判決を待たずして亡くなっております。厚生労働省及び大臣責任は重い。  

小池晃

2014-05-13 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号

政府参考人佐藤敏信君) 私も十六年前に直接の担当をしておりましたけれども、そのときの経験も踏まえ、またさらに、最近の訴訟の結果等々も踏まえて申しますと、原爆症認定審査というのは医療分科会の審議だけではなくて、先生から御批判を浴びるかもしれませんけれども、事務的にも十分に審査をいたしまして、必要に応じて都道府県等に照会を掛けて、事務の不備がないかどうか不足資料等を整えますし、また、必要に応じて現在

佐藤敏信

2014-04-01 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号

       局長       木倉 敬之君     ─────────────   本日の会議に付した案件 ○政府参考人出席要求に関する件 ○社会保障及び労働問題等に関する調査  (ベビーシッターに係る取組の在り方に関する  件)  (失語症患者実態把握と今後の支援策に関す  る件)  (特別養護老人ホームにおけるリハビリテーシ  ョンの在り方とその充実のための体制整備に関  する件)  (原爆症認定基準及

会議録情報

2014-03-25 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号

まず冒頭、原爆症認定について一言お聞きします。  大阪地裁は、三月二十日、原告である被爆者四人に対し原爆症と認め、国が敗訴をいたしました。この判決の中で、司法は昨年十二月に国が策定した新基準よりも広い範囲で原爆症認定を行っており、国は早急に基準の再見直しを行う責任があると考えますが、厚生労働大臣、いかがですか。

福島みずほ

2014-03-13 第186回国会 参議院 内閣委員会 第3号

もっともっと時を遡って、原子爆弾が投下された後、原爆症認定制度という中で医療特別手当を受けられる人、これ爆心地から三・五キロまでですよね。この三・五キロでの被爆というのは年間一ミリとされていますよね。以前あった原子力の事故、そして、原爆症認定制度の中での医療特別手当爆心地から三・五キロまで年間一ミリ、全て一ミリということがキーワードになっている。  話は戻ります。  

山本太郎

2014-03-13 第186回国会 参議院 内閣委員会 第3号

そして、またまたこのフリップに戻るんですけれども、とにかく菅官房長官、ジェー・シー・オーの被曝事故、そして原爆症認定制度、そしてアナンド・グローバーさん、勧告を出されました。全てこれ、つながりがあるのは一ミリシーベルトを基準にしているということですよね。  本当に、総理がおっしゃったとおり、この言葉ですよね。

山本太郎

2012-04-13 第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号

全国でこれまで提起をされてきました原爆症認定集団訴訟で国が敗訴を重ねた中で、さまざまな判決が指摘してきたのは、内部被曝や低線量被曝影響を国も学者も考慮してこなかったということなんです。国が司法判断を受け入れる形で原爆症認定基準見直したからには、この低線量被曝内部被曝代表的な要因である黒い雨の指定区域も拡大しないことには論理的な整合性がとれないんです。  

河井克行

2012-03-21 第180回国会 参議院 予算委員会 第12号

国務大臣小宮山洋子君) 三月九日の大阪地裁判決は、今委員がおっしゃいましたように、原告原爆症認定申請却下処分の取消しに加えて原爆症認定の義務付けを求めたため、この点についても判断が示されたものだと考えています。  国の主張が認められませんでしたので、大変厳しい判決だったという認識を持っています。

小宮山洋子

2012-03-21 第180回国会 参議院 予算委員会 第12号

今日は、原爆症認定問題についてお聞きをいたします。  私は、広島に育った被爆二世でもありますし、母校の広島国泰寺高校平和公園のすぐそば、広島一中の先輩たちは多くが亡くなりました。そういう点で、核兵器廃絶被爆者援護というのは私の原点でもあります。  そこで、まず厚労大臣、お聞きいたしますが、原爆症認定近畿訴訟で、三月九日に大阪地裁での判決が下りました。

井上哲士

2011-08-03 第177回国会 参議院 行政監視委員会 第6号

二年前、八月六日に、原爆症認定集団訴訟終結に関する基本方針に係る確認書というものが被爆者団体政府で交わされました。その確認書には大臣との定期協議を行うということが書かれておるわけでありますが、しかしながら今日に至るまで一度しかこの大臣協議はしておりません。様々な事情があるにせよ、私はこれは極めて不誠実な対応だと思っております。  

谷合正明

2011-07-27 第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号

私が放射線影響の研究を始めるようになったのは一九九〇年代の終わりごろなんですけれども、当時、後で報告してくださる今中さんたち広島、長崎の原爆放射線をはかる、そういう測定グループに入れていただいて、そして初期放射線線量評価、当時は一九八六年放射線線量評価という、DS86と言われていますけれども、それの遠距離が過小評価になっているということを見つけて、そして原爆症認定裁判で私が研究した結果を報告

沢田昭二